Flask Quickstartを真面目に読んで見る・2
Werkzeug
ヴェルクツォイクって読むそうです。
ドイツ語で「工具」という意味で、公式サイト曰くPython WSGI Utility Libraryとのこと。
Welcome | Werkzeug (The Python WSGI Utility Library)
WSGI周りの処理は、FlaskではなくWerkzeugが担っていたんですね。 Werkzeug単体でも遊べそうです。
Unique URLs / Redirection Behavior
下記のサンプルコードを実行してみるとわかりますが、
@app.route('/projects/') def projects(): return 'The project page' @app.route('/about') def about(): return 'The about page'
“/projects"のように末尾スラッシュを省いてアクセスすると、 ”/projects/“のように末尾スラッシュを付加したURLにリダイレクトされます。 一方、”/about/“のように末尾スラッシュを付加したURLにアクセスすると、 404 Not Foundが返ってきます。
これはFlaskの仕様ですが、ApacheなどのWebサーバも同様の振る舞いをします。 試しに"https://www.google.co.jp/intl/ja/about"と末尾スラッシュを省いたURLにアクセスすると、 末尾スラッシュが付加されたURLにリダイレクトされるのがわかります。
ちなみにこの末尾スラッシュは、Web屋さんの間ではトレイリングスラッシュと英語で呼ぶみたいです。
トレイリングスラッシュの自動付加は、 検索エンジンが同じページを2回(スラッシュあり/なしで)インデックスするのを防ぐ効果があるそうです。